排水中のチッソ・アンモニア等を未処理のまま排出することが、河川・湖のアオコ等による汚染や、海域の赤潮発生による漁業被害の一因とされ、法的にも排出規制されています。
しかし、低コストな処理設備が無く、法の執行猶予が続けられている状態です。
この現状に対応する為、低コストで功高率な処理設備開発に取り組んでいます。
排水脱窒、脱アンモニアプラント
弊社と株式会社栄電社様(鹿児島市)の共同で排水中の脱窒素プラントを開発しました。
開発は九州経済産業局の「新連携事業計画」の認定を受けて進めています。
中空糸体を脱窒菌の担体として使用した、新発想の高効率処理システムです。
熊本県のIC関連企業に設置した排水脱窒テストプラント
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排水脱窒テストプラント
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中空糸体
テストプラントの成果を得て、開発された排水40t/日処理の脱窒設備。
(熊本のIC関連企業への納品)
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脱窒反応槽(SUS製)
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現場据付
現場運転実績
排水窒素分含有量 処理前:400PPM → 処理後:10PPM以下